アンチエイジングやがんの予防

代替医療

●活性酸素による酸化ストレス

・酸化ストレスとは? 

私たちの体がエネルギーを作る際、活性酸素も生成されます。 

活性酸素は細胞同士の情報伝達や免疫機能として役立っていますが、その一方で、体内に増えすぎると細胞を傷つけ、がんや心血管疾患ならびに生活習慣病など様々な疾患をもたらす要因となります。こうした酸化反応によって生じる人間に有害な作用のことを「酸化ストレス」といいます。

・日本人の2人に1人ががんで亡くなるといわれる時代。

2019年、国立がんセンターがん対策情報センターの推計によると、一生涯のうちにがんになる割合は男性で65.5%、女性で51.2%とされています。

日本人は2人に1人ががんで亡くなると言われるくらい恐ろしいがんについて、活性酸素の要因以外に特定の化学物質、喫煙習慣などが挙げられています。

●からだの機能をサポートする抗酸化物質

体内には活性酸素の活動を抑える仕組みがありますが、活性酸素の増加や加齢により次第に対応しきれない状態となります。そこで必要となるのが、活性酸素の攻撃を抑える「抗酸化物質」です。病気や老化を予防するうえで不可欠のものといえます。
抗酸化物質は、大別すると「酵素」「ファイトニュートリエント」「ビタミン&ミネラル」に分けられます。

一つ目の「酵素」はSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)、カタラーゼ、グルタチオン等の物質が代表的です。

二つ目の「ファイトニュートリエント」は、ココアや赤ワインなどに含まれるポリフェノールや緑黄色野菜に含まれるカロテンなどの植物由来の栄養素です。

三つ目の「ビタミン&ミネラル」は食物に含まれるビタミンCやE、β-カロテン、ビタミンB群などが挙げられます。

具体的な食品は「デザイナーフーズ・ピラミッド」(参考資料1)で挙げられる食品を中心にとることで補うことができます。これは、米国国立がん研究所が中心になって、膨大な疫学データからがん予防に効果のある食品を37種ピックアップしたものです。野菜、果実、穀類、豆類といった食材が挙げられますが、特にピラミッドの上位は最もガンを予防する食材として、「にんにく」が挙げられます。

(参考資料:デザイナーフーズ・ピラミッド)

●発酵ニンニクは栄養成分がパワーアップ

もともと栄養価の高いニンニクですが、熟成・発酵させると抗酸化作用のある「ポリフェノール」「S-アリルシステイン」や健康維持に欠かせない「アミノ酸」などの有効成分が 生にんにくよりさらに栄養価が高まることが近年の研究で明らかになりました。

●S-アリルシステインと健康効果

通常のにんにくには殺菌成分「アリシン」が含まれます。この成分は刺激が強く、強力な殺菌効果があるため、胃腸の荒れや下痢を引き起こしてしまうことがあります。

発酵ニンニクは、熟成過程で「アリシン」が「S-アリルシステイン」へと変化します。 「アリシン」の含有量が減少するため胃腸などを刺激するような副作用はほとんどありません。
「S-アリルシステイン」は、強い抗酸化作用があり、活性酸素が増えることによるシワなどの肌老化や動脈硬化、糖尿病、ガンを予防する効果がわかっており、現在も研究が続けられています。

【主な健康効果】

生活習慣病(動脈硬化や糖尿病)の予防・疲労回復・アンチエイジング・ガンの抑制

なお、発酵にんにくは国内外でも高く注目されていて、サプリメントとしても多く販売されています。

サツマ薬局でも取り扱っておりますので、お気軽にご相談ください。

電話番号: 0120-159-900

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