薬局もDXが急務になります。OTCDXのお話。国によるDXに対する手厚い補助制度もございます。
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単なる機械の導入やICTの活用は、オートメーションやデジタライゼーションに過ぎません。DXとは、アナログな変化がありながら、デジタルを組み合わせることでサービスのありようそのものが変質していくことです。そういった意味では、OTCDXが始まるかもしれない。
そんな話を、今朝はお届けしています。
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【OTCDX: 薬剤師がアバターロボで対応する時代】
おはようございます。狭間です。今朝の大阪も寒い朝です。新潟の方の雪、心配です。
さて、昨日ですが薬剤師の常駐義務を緩和、ロキソニンなどオンライン面談で販売可に…政府方針
というニュースが報じられていました。
まだ、他メディアではないのと、記事ではよくある「政府は〜する方針を固めた」という段階のものなので、観測気球的なものかも知れませんが、とても驚きの内容でした。
2003年のことになりますので、もう20年近く前になりますが、ドンキホーテが薬局店頭でテレビ電話ごしに薬剤師が対応してOTC薬を販売するというケースがあり、問題になりました。
最初のプレスリリース
https://www.donki.com/ir/pdf/030731.pdf
その後の顛末
https://www.donki.com/ir/pdf/040819.pdf
これを、見ると法的根拠はあったということのようですが
その後、「規制緩和に流される薬」というエッセイが薬剤学という雑誌にのったり
(ドラッグストア)実質的な規制強化に唖然!業界あげて医薬品TV販売をボイコットか
というのがありますから、なんとなく、やりづらい感じがあったのが、一気に変わりそうです。
このころは、スマホもなければ、ユビキタスでもなかった時代ですから、感覚は大きく異なるのだと思いますが、時代は変わりつつあるものです。
で、こういった規制が変わることに加えて、技術の進歩が加わることで、新しいサービスモデルが見えてくることがあります。
それが、ANA傘下のスタートアップが、アバターロボを開発し、人の分身の役割を担わせるというニュースが報じられていました。
対面が遠隔になるというリアルな変化に、アバターロボという技術革新が掛け合わせると、まさに、DXになるわけですが、いわばOTCDXということについて、考えて見たいと思います。
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変化に対応することが大切。そう感じますが、そのヒントをお届けできればと思います。