マリンピア神戸建て替え、
延べ床面積は現在の2倍に
三井不動産（東京）は２６日、
来年１月１５日に一時閉館する商業施設
「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」（神戸市垂水区）の建て替え計画の概要を発表した。隣接地を含む敷地約９万９千平方メートルに、延べ床面積約７万４千平方メートルの新施設を建設。２０２４年度中のオープンを目指す。
現在は敷地約７万８千平方メートル（駐車場を含む）に、商業施設５棟（延べ床面積計約３万６千平方メートル）がある。建て替え後、延べ床面積は２倍となり、同社は「スケールアップを図り、幅広い店舗・ブランドをより一層充実させる」とする。
建て替え後の「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」のイメージ（三井不動産提供）
現施設は１９９９年に「マリンピア神戸ポルトバザール」として開業し、全面建て替えは初めて。総事業費は非公表。現施設の解体は２月から始める。
施設西側の隣接地について、所有する神戸市の公募に、レストランなど運営のポトマック（神戸市中央区）との共同事業体で、バーベキュー場やアスレチックなどのレジャー施設を提案。既に市と定期借地契約を結んだといい、敷地が約２万１千平方メートル拡張する。三井不動産は「買い物だけでなく、滞在そのものも楽しめる施設を目指す」としている。
